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西藏(チベット)へ (2005年8月) 4日目 ヤムドゥク湖

【羊卓雍湖(ヤムドゥク湖)】

4日目はラサの南に位置するヤムドゥク湖へ。
きのう行ったナムツォとは反対方向だ。
ヤムドゥク湖は標高4440m、チベットの魂が宿っているといわれるチベット4大聖湖の1つ。

今日は朝から雲が垂れ込めていてすっきりしない天気。
外を見ても雲が山の中腹まで下りてきているので景色がはっきりしない。

しばらく走ると車は山を登り始め、途中深く岩が削りとられた峡谷のような場所が見えた。

023カンパ峠に向かう途中#

標高4749mのカンパ・ラ(カンパ峠)に着く。
雲が蒸気のように下から上がってくる感じで、ボクらがいかに高い場所にいるのかを感じさせた。

024カンバ峠#

カンパ峠はヤムドゥク湖を一望できるビューポイント。
すでにたくさんの観光客が来ていた。

025カンパ峠#

水の青がきれい。「トルコ石の湖」と言われるだけある。

026カンパ峠#

曇っていてもこれだけきれいなのだから晴れていたらどんなにきれいなことかと思う。

聖地でもあり、タルチョがはためいていた。

027カンパ峠#

そこから湖に向かって下っていく。

028ヤムドゥク湖のあたり#

029ヤムドゥク湖のあたり#

途中の街で昼食。

030ヤムドゥク湖のあたり#

子供たちがビリヤードに興じているのが珍しくてカメラを向けるとみんな撮られまいと逃げまどった。

031ヤムドゥク湖のあたり-10カメラから逃げる子供#

魂を取られてしまうと思われたのだろうか?

カロー・ラ(カロー峠)へ。 
7000m級の山々にある万年氷河が見られる。

032カロー峠#

標高5,045mということもあるけど、雨がぱらついていて風も強く持ってきたフリースを着こんでもかなり寒かった。

033カロー峠#

ここにも観光客相手に写真を撮らせて金をせびる子供がいた。

034カロー峠#

折り返してラサへ。

途中、ヤムドゥク湖のほとり。
この頃少し青空が広がってきて、青い空を背景に湖はものすごく美しく見えた。

035カロー峠からの帰りヤムドゥク湖#
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西藏(チベット)へ (2005年8月) 3日目 ナムツォ

【納木錯(ナムツォ)、羊八井】

3日目、高山病の頭痛で朦朧としながらもナムツォに向かう。
ナムツォはラサの北190kmほどに位置するチベット仏教の聖地。

ラサを出て舗装された道を3時間ほど走ると、標高5,000mを超えるランチェン・ラ(ランチェン峠 ※ラは峠の意味)に着く。

014ナムツォ#

ナムツォを一望できる場所なのだけれど、このときはまだ「きれいなところだな」ぐらいにしか思ってなかった。
早く行きたいと気持ちがはやる。

そこからまたしばらく車に乗ってナムツォへ。

015ナムツォ#

ナムツォは標高4,718m、世界で最も標高の高い場所にある塩水湖でチベット語で「天の湖」を意味するらしい。
そんな情報を聞いていたから着いた時からワクワクしていた。

016ナムツォ#

昼時に着いたのでまず軽い食事をしていると楽器を持った若者が近づいてきた。

017ナムツォ#

楽しい気分に拍車がかかる。

それから湖の方に歩いて行った。

ここは、単に「きれいな場所」というんじゃない。

018ナムツォ#

空気が薄く、頭痛で朦朧としていたせいもあるかもしれないけど、現世的でない、夢を見ているような、「聖なる場所」に立っている気がした。

019ナムツォ#

標高5000m近い場所で湖のほとりに立ち、7000mを越す山々を見るなんて人生の中でそうそうあることじゃない。
対岸のニェンチェンタンラ山脈の山々を見ながら、ここに自分がいることが不思議でならなかった。

湖のほとりには宿泊用のテントが並んでいる。

020ナムツォ#

ボクらは日帰りだったけど、ここに泊まって夜、空を見上げると信じられないくらい美しい満天の星空が見れるらしい。

ナムツォからの帰り、羊八井という温泉に立ち寄る。

021_羊八井#

ラサへの帰り道、きれいな虹を見た。

022#

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西藏(チベット)へ (2005年8月) 2日目 ポタラ宮、ジョカン

【布达拉宫(ポタラ宮)、大昭寺(ジョカン)、八角街(バルコル)】

翌朝、ポタラ宮へ。

004ポタラ宮#

チベットといえば必ず出てくる象徴的な建物だ。
入場制限をしていて特に夏の観光シーズンは入場券を入手するのが大変らしい。
ボクらはガイドが手配してくれたからなんとか入れたけど。
ポタラ宮は山の上に建っていて、けっこう坂道を上がっていかないとたどり着けない。

005ポタラ宮#

頭痛は相変わらずで少し慣れてきたものの坂道はかなりつらかった。

006ポタラ宮#

ポタラ宮は迫力がある。

007ポタラ宮#

オーラを放っているっていうか、白い壁と独特のチベット文様のせいか、ふつうの寺とかと圧倒的に違う感じがした。
ふだん寺とか見ても、あまり感慨はなくてふ~んっていう感じだけど、ポタラ宮は特別な感じがした。

高尚な感じの後になんだけど、トイレはドアもなくふつうの部屋に便器が2つあって2人が向かい合ってするというもの。
さすがに都会ではこういうのはなくなった。
話には聞いていたけど、実際に見るとちょっとカルチャーショック。
ポタラ宮の中はトイレ以外あまり覚えていない。

ポタラ宮の後は、ジョカンへ。

008バルコン#

寺の前は五体投地をする巡礼者で溢れているようなことがガイドブックに書いてあったけど、実際にはそれほど多くなかった。
観光シーズンだったからかもしれないけど。

009ジョカン#

ジョカンの中はたくさんの仏像があってそれらはとても独特。
表情もそうだけど、日本でよく見る仏像とはかなり違う。
特に男女が抱擁している仏像(歓喜仏)は頭に焼きついた。
事前にほとんど何も勉強していなかったからここにきて初めてそういうものがあることを知った。
このジョカンの中で見るとすごく神聖な感じがする。

ジョカンの中の土産物屋で数珠を買ったけど、どうもまがいものっぽかった。
50元だし。
それでもジョカンで買ったということで帰ってきてからも紐が切れるまでつけていた。

010ジョカン#

011ジョカン#

ジョカンを見た後、バルコル(八角街)をぶらぶらする。

012八角街#

バルコルは巡礼の道になっていて時計回りに歩く。
道端は土産物屋を中心に庶民の生活を支える店もあってにぎやかな通りだ。
曼荼羅には興味があったけどどれも高くて買えない。

013八角街-2#

013八角街#

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西藏(チベット)へ (2005年8月) 1日目 ラサ

青蔵鉄道(青海チベット鉄道)が開通したのは2006年7月。
鉄道が開通したらどっと観光客が押し寄せてきて街の感じも変わってしまうかもしれないと、2005年に会社の仲間と3人でチベット行きを決行した。

当時は成都からラサに飛行機で入るというのが一般的な(楽な)行き方だった。
今でもそうだと思うけど外国人は簡単にはチベットに行けない。

「チベット入域許可書」というのが必要で、ルートも空路は成都からと限られていた。
成都で一泊し、その間に「チベット入域許可書」をゲット。
手配は旅行代理店に任せたものの、出発前には入手できていなくて成都でゲットすることになっていたから少々不安だった。
まあ、結局なんとかなったけど。
だいたい成都で旅行代理店が出迎えてくれるはずだったのに来ていなくて電話してやっと来た次第で、中国で生活していると何事につけ疑り深くなってしまう。


【拉薩(ラサ)】

飛行機を降りるとき、からだが浮いているような感じがした。
まっすぐ歩けないほど。
ラサの標高は3600mを越えていて富士山と同じくらい。
まあ、空気も薄くなるわな。

001ラサ空港#

空港からラサ市内へ1時間ほど。
ちょうど数日前にトンネルができたらしく、前よりも速く行けるようになったらしい。

002ラサ#

ホテルに着いて荷物をあけるとポテトチップスの袋がはちきれんばかりにぱんぱんになっていて空気の薄さを実感した。

とりあえず昼を過ぎていたので近場で食事。
ラサは予想以上に観光地だった。それも欧米人がやたら多い。
中国の観光地はどちらかというと中国人の団体旅行客があふれていてどこに行っても中国は中国っていう感じだったけどここは欧米人が多くて中国ではないような感じがした。

003ラサ#

食事をしているときから心なしか頭が痛くなってきて、早くも高山病になってしまったようだ。
ホテルで酸素ボンベと水を買い込む。酸素ボンベはかなりあやしい感じだけどないよりはいい。

それにしても3階の部屋に上がるのがつらいこと。エレベーターはない。
階段をそれこそ手すりにつかまりながら休み休み上がらないと一気にはとても上がれない。ぜえぜえ言いながら上がる。

夜はとても外に出かける元気がなく、持ってきたビスケットをかじりながら部屋でじっとしていた。他の2人は高山病にはやられず遊びに行ったようだったけど。

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chinausa

Author:chinausa
1999年頃から仕事で中国に来るようになって、中国好きに。
中国アートに興味があり、好きな画家は艾軒、馮長江、趙半狄、江衡など。

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