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ハルピン、内モンゴルの旅(2008年8月)五日目 金帳汗(キプチャク・ハン)

■ 緑、黄色、黄緑色、そして金色

また道なき道を土煙をもうもうとあげながら走り、額爾古納(アルグン)の街へ。

車はカローラ。
去年新疆に行ったとき砂漠地帯を走るからとランドクルーザーを借りたのだけど結局ずっと舗装の道ばかりで四駆を使うことがなかった。
だから今回はセダンでいいやと思ったけど、こんなでこぼこ道を走るはめになるとは。
昨日は走れるか不安になることが何度かあった。天気がよかったから助かったけどぬかるんでいたらほんとにやばかったかもしれない。

このあたりは緑が濃いなと思った。
ハイラルから満洲里に向かう途中は薄茶色や白っぽい緑といった印象だったけど。
でももしかしたらそれは天気のせいかもしれないな。今日は天気が崩れ始めていて雲が多いから。

額爾古納(アルグン)の街を通り過ぎ、やっと舗装の道にもどってハイラルへ。
アルグンからハイラルへ向かう途中、金色の麦畑が目に飛び込んできた。

08年8月弘吉刺部~金帳汗#

つづいて菜の花畑や水田。あるところは金色に輝き、あるところは抹茶のような緑色、そのあいだに黄色や黄緑色の畑や草原といった具合に絵の具のパレットを広げているような感じの色とりどりの田園地帯。

08年8月弘吉刺部~金帳汗2#

広々とした草原もいいけど、こういうのもいいなと思った。人が生活しているあたたかい感じ。人と自然が調和している感じ。

■ 観光地 金帳汗(キプチャク・ハン)

今回の旅行の一番の目的地、金帳汗(キプチャク・ハン)にやってきた。
あの「中国最美的地方配排行榜(中国の最も美しい場所ランキング)」という本で見た蛇行する川が見られる場所だ。

でも着いて少しがっかり。あまりにも観光地化されすぎていた。
観光バスが何台も来ていて人が多いのは仕方がない。自分だって観光客なのだから。でも不必要な音楽を流すのはやめて欲しい。こういう自然な場所で人工的な音は聞きたくない。

08年8月金帳汗1#

おまけに雨が降り出してきて気持ちが塞ぐ。

雨宿りのためにレストランへ。ちょうど昼時で人がごったがえしていた。
羊全烤(羊の丸焼き1500元)を食べているテーブルがあっておいしそうだったけどさすがにボクとガイドの二人では食べきれない。

08年8月金帳汗5#

それで烤羊腿を食べる。烤羊腿は前足と後ろ足で値段が違い後ろ足の方が値段が高い(前足160元、後ろ足180元)。後ろ足の方がおいしいからだという。

このレストランでは注文した際に100元のデポジットをとられた。食い逃げ防止ということらしいけどレストランでデポジットをとられたのは初めての経験。

しばらくすると雨が止み、草原を散策。

人ごみを離れ、喧騒が聞こえなくなると、広い草原は気持ちがよく、気分がよくなってきた。
フホノル草原とはまた違った広さ。どこを見てもずっと平らというのではなく前方には山があって仕切られている。横に長く広がっているのだけど前方が山で仕切られている分、横の広さが際立って感じられる。

08年8月金帳汗2#

草原があり、そこを川が流れ、向こうには山があり、その上には青い空と雲。なんだか地球の縮図を見ているような錯覚を覚える。

草原の中を湾曲しながら流れる川べりに近づく

08年8月金帳汗3#

と、カエルが跳ねた。

ボクはカエルが大嫌い。きれいだと思っていた風景が一変する。
きのうは草原を歩くのが楽しくてたまらなかったけど、カエルを見てとたん歩く足が止まった。なるべく草むらに入らないように恐る恐る歩く。

と、また動くものがいた。

今度はウサギ。
20センチくらいの茶色の小さな子ウサギ。すぐに穴に入ってしまってもう出てこなかったけど。でもウサギのおかげでまた歩くのが楽しくなった。

ここは晴れているときに見たかったな。
そしたらもっともっときれいだっただろうと思う。

08年8月金帳汗4#

■ ガイド夫婦と食事

最後の夜なのでガイドを食事に誘う。まあいつも一緒に食べていたから今日が特別というわけでもなかったけど。
ハイラルにもどっていったんホテルで休んでからロビーに下りていくとガイドの王さんが奥さんを連れてきていた。奥さんもどうぞと誘ったわけではないのでちゃっかりしてるなと思ったけど2人より3人の方がいろいろ料理を食べられるのでボクとしては歓迎。(とにかく1品の量が多いから2人だと2品ぐらいしか頼めない)

今日は韓国式焼肉。今まで食べなかった豚肉も注文。これがまためちゃめちゃおいしかった。とにかくモンゴルは肉がおいしい。

08年8月海拉尔焼肉#
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ハルピン、内モンゴルの旅(2008年8月)四日目 額爾古納(アルグン)

国境地帯。道なき道を走る

朝、満洲里の駅の方へ行き、ロシアから来る列車の線路を眺める。どうも線路をはさんで街は分かれていて線路の向こう側に人々が生活する本来の街があるようだった。

08年8月299満洲里

朝食の後、アルグンへ向かう。

車は満洲里を出てから北へ。
片側2車線の国道301号線から対面通行の道へそれて行った。
風景がずっと近づき、草原の中をのんびりドライブする感じ。(といっても時速は100キロ近いけど。)
気温は高くなくて窓をあけて走るから、さらに気持ちがいい。

きれいな場所や羊(山羊)の群れに会ったりするたび、車を停めて風景を満喫する。

08年8月330満洲里~黒山頭鎮

08年8月317満洲里~黒山頭鎮

道はまさに国境地帯。
道の脇には鉄条網の柵が続いていて向こう側にはロシアが広がっている。

08年8月307満洲里~黒山頭鎮国境

満洲里の街のはずれにある国門(国境)は仰々しいのに、なんだか拍子抜けするくらい簡単な国境。
「こんなんじゃあ、向こう側に簡単に行けてしまうじゃないか?」と言うと「向こうに行くやつなんていないよ。向こうに行ったって何もない。」なるほど。
一応監視している人はいるらしいけど。

08年8月313満洲里~黒山頭鎮国境

途中、辺境地帯の検問があって、パスポートをチェックされる。初めての経験。

黒山頭鎮に近づくと、舗装路がなくなった。工事で通れなくなっていて、迂回する。
すごい土埃をあげながら走ったり、草原の中を轍のあとをたよりに走ったり。
それにしても道標もなく、よくまあ方角がわかるものだ。

08年8月336満洲里~黒山頭鎮


パオに泊まる。満天の星。

黒山頭鎮にある額爾古納弘吉刺部景区にやってきた。
少し小高い丘の上にある、見晴らしのいい場所。

08年8月344弘吉刺部

パオといっても観光客用につくられているから、中にはベッドやトイレはもちろんテレビやエアコンもあって簡易シャワーもある。ただ簡易シャワーは湯沸かし器が作動しなくてお湯がでなかったけど。

08年8月342弘吉刺部


それぞれのパオには名前がついていてボクが泊まったのは「実怜達里」というお姫様の名前がついていた。

08年8月359弘吉刺部

荷物を置いてちょっと散歩。子犬が5匹、6匹小走りに寄ってくる。ボクをちょっと怖がって遠巻きにしながら吠えるんだけど、めちゃめちゃかわいい。

08年8月347弘吉刺部

そういえば、「下馬酒」歓迎式といったものはなかったな。
蒙古村を訪れると「馬頭琴の伴奏で「下馬酒」歓迎式で迎えてくれる」みたいなことを聞いていたんだけど、どうやらそれにはお金を払う必要があるらしい。
ツアーだと初めから組み込まれているんだろう。

草原で山に沈む夕日を見る。
少し雲が多かったけど、きれいな夕日だった。ただ、蝿と蚊のせいでゆっくりと観賞する感じではなかったけど。

08年8月350弘吉刺部

夜はかなり気温が下がった。
昼間は27度くらいあって暑かったのに夜は16度ぐらいにまで下がって半袖では寒くてトレーナーを着込む。

夜中の2時ごろ起きて、外に出る。

すごい星。これが見たくてパオに泊まった。
星座なんて探せないくらい空いっぱいの星。明るい星と暗い星のグラデーション。
流れ星をいくつ見たことだろう。何秒かにひとつというくらいあっちで流れ、こっちで流れ、まったくすごかった。

朝は4時半に起きて朝日を見る。
あちこちで一番鶏が鳴き出していた。ひんやりした空気の中で草原の朝はすがすがしい。

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ハルピン、内モンゴルの旅(2008年8月) 三日目 満洲里

■ 海のような湖(呼倫湖 ホロン・ノール)

朝起きるときのうにまして真っ青な空が広がっていた。今日は雲ひとつないすごい青空。
達賚湖とも呼ばれる呼倫湖に向かう。呼倫湖はハイラルから西へ200キロほど行った満洲里に行く少し手前にある。1周すると450キロもあるらしい。琵琶湖の4倍の大きさ。
湖はふつうの湖。とりたてて心にくるものはなく、少し期待はずれ。
ひたすら広く、ただただ暑い。

呼倫湖1

10分ほどいて昼食を食べに行く。
湖は魚料理が有名だと聞いていたので、「白魚」というのを食べたけど、値段の高さに少し面食らった。一番安いのでも80元。一皿5匹でなくてもいいのに。

呼倫湖魚


■ 馬に乗りたい

満洲里に行く前に「鉄木真(テムジン)大汗行営」というところに寄る。

鉄木真大汗行営

ここは少し丘陵のようになっていて前日に行ったフホノル草原とはまた少し違った感じ。

鉄木真大汗行営3

人はあまり多くなく、静かでどこまでも続く草原をまた心行くまで楽しむことができた。
草の中を歩くと草の種が靴の中に入ってきてちょっと痛かったりするけど、広々としたところを歩くのは気持ちがいい。
と、突然、犬に吠え立てられる。あっという間に3匹の犬に囲まれ、おろおろ。
草原の方からパオの方に近寄って行ったから怪しいやつと思われたのか?
去年、新疆でも犬に追いかけられたなあ。

丘を馬で駆け上がる人がいた。

鉄木真大汗行営2

こんなところを自由に馬で駆けたらさぞ気持ちがいいだろう。なんだかすごく羨ましい。
すごく馬に乗りたいと思った。
フホノルで馬に乗ったけれど、ちょっと早足になっただけで振り落とされそうだった。とても駆けるどころじゃなくて馬はもういいやって思ったけど、いつか自由に草原を駆けてみたい。そう思った。

大きなパオの前で羊を捌いている人がいた。でも見るとそれは山羊。

鉄木真大汗行営山羊

ということはきのう食べた羊は山羊?そういえばモンゴルの羊はふつうの羊じゃないって言ってたな。
疑問がぐるぐる。


■ テーマパークのような街、満洲里

満洲里は少し田舎な感じを予想していたのだけど、新しい建物が立ち並ぶきれいな街だった。

満洲里1

シャングリラホテルも建設中。少し人工的な感じがするほどで街全体がテーマパークのような印象。きっと古い街を全部壊して新しくつくったんだろう。
実際、あまり生活臭がなく、ファッション関係の店とレストランばかりで食料品店や生活雑貨店といったものが見当たらない。水を買うことさえ苦労して結局パン屋で買う。

套娃広場(マトリョーシカ広場)はかなり楽しかった。2年前(06年8月)にオープンしたばかりらしい。高さが30mほどもある大きなマトリョーシカをはじめとして世界各国の風物や有名人のマトリョーシカが点在する。

マトリョーシカ広場1

ジョンレノンのマトリョーシカとかもあった。
日本のマトリョーシカは富士山と舞妓。今だに日本はイメージそんなんなんだな。

マトリョーシカ広場2

街の中心にもどってきて少し歩く。西日が痛いほどで日なたはとても歩けず陰を探して歩いた。
ロシアとの国境が近いだけあってロシア語が溢れていてやたら毛皮の店が目立っていた。


■ レストランはPECTOPAH

夜は予約していたロシアダンスショーを見に行く。
チャーターした車の運転手、王さんから薦められてあまり考えずに見に行くことにしたんだけど、ちょっと後悔。田舎の観光客相手のショーでレベルの高さなど期待できるはずもなく、中国語の歌謡ショーとかもはさんでロシアのショーだか中国のショーだかわからないし。
料理も露中折衷で、本格ロシア料理を食べようと思っていたのに肩透かしをくらった感じ。ショーの代金は料理と酒込みで240元。

満洲里ロシアダンス

ショーが終わってから本格ロシア料理を求めて街を彷徨う。おかげでレストランというのがロシア語でPECTOPAHだというのを覚えてしまった。でもなぜかどのレストランも中西料理(中国西洋折衷料理)。結局本格ロシア料理には出会えず。
でも夕焼けがきれいで心は晴れ晴れ。

満洲里夕暮れ

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ハルピン、内モンゴルの旅(2008年8月) 二日目 海拉爾(ハイラル) 呼和諾爾(フホノル)草原

■ 漢方薬店のようなハルピンのみやげ物屋

空港のみやげ物屋が楽しい。ハルピン名物の紅腸(ソーセージ)はふつうだけど、
朝鮮人参とか鹿茸(鹿の角)とか林蛙油(雪蛤とも言われる蛙の卵管)、蟻のなんとかとか、なんじゃあこりゃあっていうしろものがずらりと並んでいる。

鹿の角


■ 草原にやってきた~うまい手扒肉

ハルピンから飛行機でハイラルへ。ふと外を見ると眼下には緑の大地がずっと続いている。来た来た来た~っていう感じで心が逸る。

ハイラル上空

空港からホテルに向かう途中、「犬の市」に出くわす。といっても食べる犬ではなくて番犬を売り買いする。でかい真っ黒な犬が歩いていた。毎週日曜日に市が立つそうだ。近くにはこんな張り紙も。

ハイラル犬買取

ハイラルの街はモンゴル風?の独特な建物が立ち並ぶ。

ハイラル街1

中央橋からの眺めがきれい。新しい建物もどんどんできている。

ハイラル街2

成吉思汗(チンギスハーン)広場は区民の憩いの場所になっているらしい。

KFCはもちろん、上島珈琲も進出している。コンビニやスタバはさすがにないけど。

海拉爾賓館で昼食。
手扒肉(羊肉を水で煮たモンゴルの伝統料理)と黄花菜(ユリ科の花のつぼみ)を食べる。
手扒肉は韮莱花といわれる緑色の薬味と麻醤(胡麻ダレ)といったものにつけながら手で食べる。うまい。羊肉なのにまったく臭みがなく、やわらかい。
骨についた肉はナイフでそぐ。ナイフといっても洋食にでてくるナイフじゃなくてワインを開けるときフォイルを切り取るのに使う小刀みたいなやつ。現地の人たちはそれを皿の裏で研いでから使う。
モンゴルの人たちは毎日肉を食べる、というか肉中心の食事。「今日は何を食べる?」じゃなくて「今日は何の肉を食べる?羊か牛か豚か?」あるいは「アバラか足か?」といったように聞かれる。ただ、鶏はほとんど食べないようだ。

手扒肉

黄花菜もおいしかった。

黄花菜

ただ、ひと皿の量がやたら多くてとても一人では食べきれない。


■ どこまでも続く草原、藍天白雲

午後、ハイラルから西へ50キロほど行ったところにある呼和諾爾(フホノル)草原に行く。
ハイラルの街を出るとすぐに緑の大地が広がる。

それにしても今日は天気が最高。すじ雲がなんて気持ちのいいことか。藍天白雲(青い空、白い雲)というらしい。確かに雲ひとつない青空より白い雲がすこしある空は生き生きとした感じですがすがしい。
フホノル1

フホノルは観光客がそれほど多くなくて静かに自然に浸れるいい環境だった。

フホノル2

耳に入ってくるのは風の音、歩くと跳ねる羽バッタの音、鳥の声。そして見渡す限り続く草原。

フホノル3

その広さはとても写真やビデオでは表せない。

フホノル4


■ アヒルを追いかける~ガチョウたち

ふと見るとアヒルたちが遠くを歩いていた。近づいていく。アヒルたちは足が遅いのですぐに追いつく。5mぐらいまで近づいたときアヒルたちはボクに気づき、ガーガー言いながら逃げていく。よちよちした足で必死に逃げるさまがかわいくて追いかける。アヒルが逃げる。でもちょっとかわいそうなので追いまわすのはやめた。

フホノルアヒル

フホノルには湖があり、そこに鳥たちが集まってきていた。
少しでも近づくと飛んでいってしまうのでそばには行けず遠めで眺める。

ガチョウたちも群れていた。
やはり近づこうとすると水の方へ逃げていくのでじゃまをしないように気をつかう。

フホノルガチョウ

自然なあるがままのバランスが保たれる。

平和で静かな時間。まわりには誰もいない。

でも草原には何もない、じゃなくていろんなものがある。
青い空や白い雲があり、緑の草があって風が流れ、アヒルや鳥が息づき、馬がいて、人の気配もある。

フホノル5


■ 高級食材? 「白」

フホノル草原からハイラルにもどって「夕飯は何が食べたい?」と聞かれたので、旅行に出る前にいろいろ調べていたとき頭にひっかかっていた「きのこ」と言うと、「白か?」と聞かれてよくわからないまま「そうだ」と答えた。

さて、そう答えてから知ったのだけど、「白」は高級食材らしい。
「1斤(600グラム)1000元ぐらいするんだよ」と言われてビビる。
でも「食べたい」と言った以上後にはひけない。覚悟を決める。

果たして、「白」はおいしかった。
歯ごたえといい、味といい。高かったけどそれなりのおいしさだと思った。

エリンギ

ところが旅行からもどってきて調べてみると、白はエリンギのことらしい。
えっ?エリンギって高級食材じゃあないよなあ。ちょっとショック。
ただ、日本で手に入るものはほとんどが栽培物らしいから、あの日食べたのは天然ものだと信じておこう。確かに味は日本で食べるものとは違った気がしたから。

この日は「白」の他に、「烤羊腿」も食べる。

羊腿

これがまためちゃめちゃおいしかった。肉の食感がぎゅっと詰まった感じなのにジューシーでぜんぜん筋張っていたりゴムのような感じじゃない。味も香ばしくてふだん食べる羊の肉とはぜんぜん違うおいしさだった。このあと何回か「烤羊腿」を食べたけどこの日食べたのが一番おいしかった。

ちなみに店は「金起園烤排庄」(海拉爾区六二六路小紅楼)。
この日の食事代はビール代なども入れて全部で400元(約6000円)。かの地にしてはありえないくらい高かったが大満足。

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ハルピン、内モンゴルの旅(2008年8月) 一日目 ハルピン

■ のっけからトラブル続き

オリンピックが開幕した翌日の9日、旅に出た。そのせいか空港に向かうタクシーの運転手が「北京に行くのか?」と聞く。
空港は朝の6時半だというのにすごく混んでいた。
飛行機は定刻に搭乗を開始したけど、なかなか出発しない。
結局飛行機の中で1時間待たされた後ようやく離陸。まあ、それはよくあること。

トラブルはハルピンに着いてから乗ったタクシー。
他の客も同乗させようとする。このタクシーはやばい。それで降りて2台目に乗り換えようとするけど、2台目のタクシーの運転手もにたにた笑っていて乗せようとしない。だめだ、こいつらつるんでる。
しかたなく1台目にもどって乗る。
メーターを確認。運転手は「わかった、メーターだろう?」と言ってメーターを倒す。ところがこのメーター、信じられない速さで料金が上がっていく。ホテルに着いたころには300元超というありえない料金になっていた。
ボクが中国で乗ったタクシーの中でももっともひどいタクシー。
当然そんな料金は払わない。「200元でどうだ」という運転手を無視してホテルに入ると、運転手が追いかけてきた。コンシェルジェに「空港からホテルまでいくらだ?」と聞くと170元だというのでそれだけ払って運転手を追い払う。
(しかしあとで知ったんだけど実は130元ぐらい。ホテルのコンシェルジェもあてにならない)

しかしトラブルはそれだけで終わらなかった。
ホテルの予約がとれていない。っていうかちがうホテルが予約されていた。
ボクが旅行代理店に頼んだのは「松花江凱莱花園大酒店(5つ星)」。「松花江凱莱商務酒店(Gloria Inn)(3つ星)」っていう似たホテルがあるから間違えないように言ったにもかかわらず「松花江凱莱商務酒店」が予約されていた。
旅行代理店に電話すると「松花江凱莱花園大酒店」は部屋が混んでいるらしく、「松花江凱莱商務酒店」のいい部屋にするからそれでどうだと言う。
馬鹿を言っちゃいけない。ごねる。
結局、この日は「松花江凱莱花園大酒店」、内モンゴルからもどってくる14日はどうしても部屋が空かないので「松花江凱莱商務酒店」で150元ホテル代を戻すということに。

ハルピンホテル

飛行機の遅れに加えてタクシーとホテルのトラブルのおかげで時間はすでに5時。
午後、のんびり観光するつもりがとんだことになってしまった。


■ 1元のアイスがめちゃめちゃおいしい

「松花江凱莱花園大酒店」はロケーションが最高。
目の前がスターリン広場で、中央大街を歩くにも太陽島に行くにも便利な場所。

とりあえず中央大街を歩く。
石畳の道の両側にロシア風?の建築が立ち並ぶきれいな通り。といっても建物は全部ショップになっているけど。

ハルピン中央大街1

ハルピン中央代街2

通りを少しはずれると情緒のないただの街並み。ここだけが歩いて楽しい場所になっている。端から端まで歩いても30分程度。

途中ですごい人だかりができている店があった。

パン屋

覗いてみるとパン屋。そのパンも気になったけどその隣で売られていたアイスクリームが目に止まった。
これがボクが中国で食べたアイスの中で一番おいしいアイス。牛乳の味が濃いのだけどハーゲンダッツほど甘くない。感動的なおいしさ。それが1元。

有名な聖ソフィア教会を見に行く。
緑のドームがきれい。100年前に建てられた国内にある最も完全な「拜占庭(ビザンチン)式建築」らしい。

聖ソフィア教会

もう6時を回っていたから中には入れないかなと思ったけどあっさり入れた。入場料15元。
中は昔の写真とかが展示されているけど展示室とかにしないで昔のそのままを見せればいいのにと思った。
ダ・ビンチの「最期の晩餐」の拙い偽物絵画とかが興ざめする。

聖ソフィア教会2


■ 毎日がお祭りな感じ

中央大街にもどるとあちらこちらで路上演奏会が行われていた。お祭り気分でいい感じ。

演奏会

夕飯は中央大街×西頭道路にある「露西亜」というロシア料理の店でボルシチとロールキャベツを食べる。こじんまりしたいい感じの店。

ハルピンロシア

ただ、ボルシチ(10元)にしてもロールキャベツ(24元)にしてもなんだかすごく日本で食べるものに味が似ていた。
おいしいことはおいしいんだけど、日本で食べるものとは違う味を期待していたからなんだかちょっと拍子抜け。
もしかしたら日本のロシア料理って満州伝来なのかな?そんなことを思ってしまうくらい味が似ていた。

ハルピンボルシチ

ロシアみやげ物屋をちょっと覗く。
マトリョーシカとかウォッカとかアーミーグッズとかを売っている。
サダムフセインのマトリョーシカを発見。毛沢東のはご愛嬌としてもサダムフセインはいいんかい?って感じ。

陽が沈み、スターリン広場から松花江沿いは射的などの夜店が立ち並んでお祭りのような感じ。
対岸の太陽島からはレーザー光線が夜空を彩り、願い事を書いた提灯(提灯に願い事などを書いて気球の原理で空に飛ばす)がぼんぼん空に上がって、すごく楽しい気分。

ハルピン松花江

ハルピン松花江2

ここに来ると毎日がお祭りみたいな感じを味わえる、そんな風に思った。

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プロフィール

chinausa

Author:chinausa
1999年頃から仕事で中国に来るようになって、中国好きに。
中国アートに興味があり、好きな画家は艾軒、馮長江、趙半狄、江衡など。

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