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ハルピン、内モンゴルの旅(2008年8月) 二日目 海拉爾(ハイラル) 呼和諾爾(フホノル)草原

■ 漢方薬店のようなハルピンのみやげ物屋

空港のみやげ物屋が楽しい。ハルピン名物の紅腸(ソーセージ)はふつうだけど、
朝鮮人参とか鹿茸(鹿の角)とか林蛙油(雪蛤とも言われる蛙の卵管)、蟻のなんとかとか、なんじゃあこりゃあっていうしろものがずらりと並んでいる。

鹿の角


■ 草原にやってきた~うまい手扒肉

ハルピンから飛行機でハイラルへ。ふと外を見ると眼下には緑の大地がずっと続いている。来た来た来た~っていう感じで心が逸る。

ハイラル上空

空港からホテルに向かう途中、「犬の市」に出くわす。といっても食べる犬ではなくて番犬を売り買いする。でかい真っ黒な犬が歩いていた。毎週日曜日に市が立つそうだ。近くにはこんな張り紙も。

ハイラル犬買取

ハイラルの街はモンゴル風?の独特な建物が立ち並ぶ。

ハイラル街1

中央橋からの眺めがきれい。新しい建物もどんどんできている。

ハイラル街2

成吉思汗(チンギスハーン)広場は区民の憩いの場所になっているらしい。

KFCはもちろん、上島珈琲も進出している。コンビニやスタバはさすがにないけど。

海拉爾賓館で昼食。
手扒肉(羊肉を水で煮たモンゴルの伝統料理)と黄花菜(ユリ科の花のつぼみ)を食べる。
手扒肉は韮莱花といわれる緑色の薬味と麻醤(胡麻ダレ)といったものにつけながら手で食べる。うまい。羊肉なのにまったく臭みがなく、やわらかい。
骨についた肉はナイフでそぐ。ナイフといっても洋食にでてくるナイフじゃなくてワインを開けるときフォイルを切り取るのに使う小刀みたいなやつ。現地の人たちはそれを皿の裏で研いでから使う。
モンゴルの人たちは毎日肉を食べる、というか肉中心の食事。「今日は何を食べる?」じゃなくて「今日は何の肉を食べる?羊か牛か豚か?」あるいは「アバラか足か?」といったように聞かれる。ただ、鶏はほとんど食べないようだ。

手扒肉

黄花菜もおいしかった。

黄花菜

ただ、ひと皿の量がやたら多くてとても一人では食べきれない。


■ どこまでも続く草原、藍天白雲

午後、ハイラルから西へ50キロほど行ったところにある呼和諾爾(フホノル)草原に行く。
ハイラルの街を出るとすぐに緑の大地が広がる。

それにしても今日は天気が最高。すじ雲がなんて気持ちのいいことか。藍天白雲(青い空、白い雲)というらしい。確かに雲ひとつない青空より白い雲がすこしある空は生き生きとした感じですがすがしい。
フホノル1

フホノルは観光客がそれほど多くなくて静かに自然に浸れるいい環境だった。

フホノル2

耳に入ってくるのは風の音、歩くと跳ねる羽バッタの音、鳥の声。そして見渡す限り続く草原。

フホノル3

その広さはとても写真やビデオでは表せない。

フホノル4


■ アヒルを追いかける~ガチョウたち

ふと見るとアヒルたちが遠くを歩いていた。近づいていく。アヒルたちは足が遅いのですぐに追いつく。5mぐらいまで近づいたときアヒルたちはボクに気づき、ガーガー言いながら逃げていく。よちよちした足で必死に逃げるさまがかわいくて追いかける。アヒルが逃げる。でもちょっとかわいそうなので追いまわすのはやめた。

フホノルアヒル

フホノルには湖があり、そこに鳥たちが集まってきていた。
少しでも近づくと飛んでいってしまうのでそばには行けず遠めで眺める。

ガチョウたちも群れていた。
やはり近づこうとすると水の方へ逃げていくのでじゃまをしないように気をつかう。

フホノルガチョウ

自然なあるがままのバランスが保たれる。

平和で静かな時間。まわりには誰もいない。

でも草原には何もない、じゃなくていろんなものがある。
青い空や白い雲があり、緑の草があって風が流れ、アヒルや鳥が息づき、馬がいて、人の気配もある。

フホノル5


■ 高級食材? 「白」

フホノル草原からハイラルにもどって「夕飯は何が食べたい?」と聞かれたので、旅行に出る前にいろいろ調べていたとき頭にひっかかっていた「きのこ」と言うと、「白か?」と聞かれてよくわからないまま「そうだ」と答えた。

さて、そう答えてから知ったのだけど、「白」は高級食材らしい。
「1斤(600グラム)1000元ぐらいするんだよ」と言われてビビる。
でも「食べたい」と言った以上後にはひけない。覚悟を決める。

果たして、「白」はおいしかった。
歯ごたえといい、味といい。高かったけどそれなりのおいしさだと思った。

エリンギ

ところが旅行からもどってきて調べてみると、白はエリンギのことらしい。
えっ?エリンギって高級食材じゃあないよなあ。ちょっとショック。
ただ、日本で手に入るものはほとんどが栽培物らしいから、あの日食べたのは天然ものだと信じておこう。確かに味は日本で食べるものとは違った気がしたから。

この日は「白」の他に、「烤羊腿」も食べる。

羊腿

これがまためちゃめちゃおいしかった。肉の食感がぎゅっと詰まった感じなのにジューシーでぜんぜん筋張っていたりゴムのような感じじゃない。味も香ばしくてふだん食べる羊の肉とはぜんぜん違うおいしさだった。このあと何回か「烤羊腿」を食べたけどこの日食べたのが一番おいしかった。

ちなみに店は「金起園烤排庄」(海拉爾区六二六路小紅楼)。
この日の食事代はビール代なども入れて全部で400元(約6000円)。かの地にしてはありえないくらい高かったが大満足。
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ハルピン、内モンゴルの旅(2008年8月) 一日目 ハルピン

■ のっけからトラブル続き

オリンピックが開幕した翌日の9日、旅に出た。そのせいか空港に向かうタクシーの運転手が「北京に行くのか?」と聞く。
空港は朝の6時半だというのにすごく混んでいた。
飛行機は定刻に搭乗を開始したけど、なかなか出発しない。
結局飛行機の中で1時間待たされた後ようやく離陸。まあ、それはよくあること。

トラブルはハルピンに着いてから乗ったタクシー。
他の客も同乗させようとする。このタクシーはやばい。それで降りて2台目に乗り換えようとするけど、2台目のタクシーの運転手もにたにた笑っていて乗せようとしない。だめだ、こいつらつるんでる。
しかたなく1台目にもどって乗る。
メーターを確認。運転手は「わかった、メーターだろう?」と言ってメーターを倒す。ところがこのメーター、信じられない速さで料金が上がっていく。ホテルに着いたころには300元超というありえない料金になっていた。
ボクが中国で乗ったタクシーの中でももっともひどいタクシー。
当然そんな料金は払わない。「200元でどうだ」という運転手を無視してホテルに入ると、運転手が追いかけてきた。コンシェルジェに「空港からホテルまでいくらだ?」と聞くと170元だというのでそれだけ払って運転手を追い払う。
(しかしあとで知ったんだけど実は130元ぐらい。ホテルのコンシェルジェもあてにならない)

しかしトラブルはそれだけで終わらなかった。
ホテルの予約がとれていない。っていうかちがうホテルが予約されていた。
ボクが旅行代理店に頼んだのは「松花江凱莱花園大酒店(5つ星)」。「松花江凱莱商務酒店(Gloria Inn)(3つ星)」っていう似たホテルがあるから間違えないように言ったにもかかわらず「松花江凱莱商務酒店」が予約されていた。
旅行代理店に電話すると「松花江凱莱花園大酒店」は部屋が混んでいるらしく、「松花江凱莱商務酒店」のいい部屋にするからそれでどうだと言う。
馬鹿を言っちゃいけない。ごねる。
結局、この日は「松花江凱莱花園大酒店」、内モンゴルからもどってくる14日はどうしても部屋が空かないので「松花江凱莱商務酒店」で150元ホテル代を戻すということに。

ハルピンホテル

飛行機の遅れに加えてタクシーとホテルのトラブルのおかげで時間はすでに5時。
午後、のんびり観光するつもりがとんだことになってしまった。


■ 1元のアイスがめちゃめちゃおいしい

「松花江凱莱花園大酒店」はロケーションが最高。
目の前がスターリン広場で、中央大街を歩くにも太陽島に行くにも便利な場所。

とりあえず中央大街を歩く。
石畳の道の両側にロシア風?の建築が立ち並ぶきれいな通り。といっても建物は全部ショップになっているけど。

ハルピン中央大街1

ハルピン中央代街2

通りを少しはずれると情緒のないただの街並み。ここだけが歩いて楽しい場所になっている。端から端まで歩いても30分程度。

途中ですごい人だかりができている店があった。

パン屋

覗いてみるとパン屋。そのパンも気になったけどその隣で売られていたアイスクリームが目に止まった。
これがボクが中国で食べたアイスの中で一番おいしいアイス。牛乳の味が濃いのだけどハーゲンダッツほど甘くない。感動的なおいしさ。それが1元。

有名な聖ソフィア教会を見に行く。
緑のドームがきれい。100年前に建てられた国内にある最も完全な「拜占庭(ビザンチン)式建築」らしい。

聖ソフィア教会

もう6時を回っていたから中には入れないかなと思ったけどあっさり入れた。入場料15元。
中は昔の写真とかが展示されているけど展示室とかにしないで昔のそのままを見せればいいのにと思った。
ダ・ビンチの「最期の晩餐」の拙い偽物絵画とかが興ざめする。

聖ソフィア教会2


■ 毎日がお祭りな感じ

中央大街にもどるとあちらこちらで路上演奏会が行われていた。お祭り気分でいい感じ。

演奏会

夕飯は中央大街×西頭道路にある「露西亜」というロシア料理の店でボルシチとロールキャベツを食べる。こじんまりしたいい感じの店。

ハルピンロシア

ただ、ボルシチ(10元)にしてもロールキャベツ(24元)にしてもなんだかすごく日本で食べるものに味が似ていた。
おいしいことはおいしいんだけど、日本で食べるものとは違う味を期待していたからなんだかちょっと拍子抜け。
もしかしたら日本のロシア料理って満州伝来なのかな?そんなことを思ってしまうくらい味が似ていた。

ハルピンボルシチ

ロシアみやげ物屋をちょっと覗く。
マトリョーシカとかウォッカとかアーミーグッズとかを売っている。
サダムフセインのマトリョーシカを発見。毛沢東のはご愛嬌としてもサダムフセインはいいんかい?って感じ。

陽が沈み、スターリン広場から松花江沿いは射的などの夜店が立ち並んでお祭りのような感じ。
対岸の太陽島からはレーザー光線が夜空を彩り、願い事を書いた提灯(提灯に願い事などを書いて気球の原理で空に飛ばす)がぼんぼん空に上がって、すごく楽しい気分。

ハルピン松花江

ハルピン松花江2

ここに来ると毎日がお祭りみたいな感じを味わえる、そんな風に思った。

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ハルピン、内モンゴルの旅(2008年8月) 旅の準備

そろそろどこに行くか決めなくては、と準備を始めたのは夏休みに入る2週間前。
最初は吉林省と北朝鮮の国境地帯にある「長白山」に行こうと思ったのだけど、調べてみるとそこは金日成の生まれ故郷として北朝鮮においては聖地化されているが、肝心の「天池」の景観はどうもふつうらしい。
それで、方向転換。

■ 旅のガイドは「中国の最も美しい場所ランキング」
ボクの旅のガイドは「中国国家地理」という雑誌社が出している「中国最美的地方配排行榜(中国の最も美しい場所ランキング)」という本。
その中で、今回目的地に選んだのは「呼倫貝爾(ホロンバイル)草原」。
かの本で中国で最も美しいとされている草原。
「天下第一曲水」と呼ばれる蛇行した川が草原の中を流れる広大な平原。
内モンゴルというと省都の呼和浩特(フフホト)に行く人も多いみたいだけど、蛇行する河を見たいと思った。

さっそくWebで情報収集。
調べていると、ハルピンから200キロほどの斉斉哈爾(チチハル)に鶴が生息する場所(扎龍(ジャロン)自然保護区)があることを知り、そこに立ち寄ることも考えたけど、どうも観光地化されすぎていて鶴も檻に入れられていたりするらしい。
そんな動物園のようなところにわざわざ行くこともないかなと思ってやめた。

■ 旅のメモ
一日目 ハルピン
二日目 ホロンバイル市の海拉爾(ハイラル)へ。ハルピンから飛行機で1時間ほど。
三日目 海拉爾から車で満洲里へ。満洲里は海拉爾から西へ200キロほど。
四日目 満洲里から額爾古納(アルグン)へ。額爾古納は海拉爾から北へ130キロほど。
五日目 額爾古納から海拉爾へ。
六日目 海拉爾からハルピンへ。

ホロンバイルにはハイラルを中心に東西南北に観光資源がある。今回は諦めたけど、東に90キロほど行くと鳳凰山荘があり、南に130キロほど行くと紅花爾基(ファンファルジ)という森林公園があり、さらにずっと南に行くと阿爾山(アルシャン)という桃源郷がある。
また、額爾古納(アルグン)から更に北へ240キロほど行くと莫爾道嘎という森林公園があるけど今回は諦める。
ホロンバイルというとノモンハン事件を思い起こす日本人も多いようだ。そういう歴史を無視することはできないが、今回はそういうことから離れて自然の中に身を置くことにする。

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パンを買うお金をください。(広州)

最近、やたら多い新手の乞食。
女2人で近づいてきて「パンを買うお金を2元(30円)くれ。」と言う。
最初何を言っているのかわからなかった。

見た目はふつうで乞食には見えないけど、お金をせがむわけだからやっぱり乞食なんだろう。
それにしてもどうして2人なんだ?
どうしてふつうの身なりをしたやつが乞食をやってるんだ?
なぞ。

当然、無視。「請問(あの、ちょっと)、、、」と言われた時点でもう顔すら見ない。
でも無視しても腕をつかまえられたりして、不快な思いをする。

乞食といえば、
上海でよく出くわした、タクシーを降りると走りよってきて「花を買ってくれ」という子供は
広州では見ないなあ。

2008年7月

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genre : 海外情報

夏、服を捲り上げ、腹を出して歩く男たち(広州)

散歩をしているとさまざまな「あれ?」って思う風景に出会う。

広州男1

暑いさなか、服を胸まで捲り上げて歩く男たち。夏の風物詩(じゃないだろう!)。

広州男2

誰かもブログで書いていたけど、すっごく中途半端なファッション。

上半身裸の方がまだ潔い。

瀋陽男
(って服を着ないで歩くのもどうなんだ)
夏になると上半身裸で歩いている連中はうようよいるので、なんだかふつうのことに思えてしまっている。

2008年7月

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プロフィール

chinausa

Author:chinausa
1999年頃から仕事で中国に来るようになって、中国好きに。
中国アートに興味があり、好きな画家は艾軒、馮長江、趙半狄、江衡など。

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